【無料】M4VをMP4に変換できるおすすめソフト&ツール5選|使用方法についても解説
編集者 Takashi • 2024-11-15 11:25:38
「iTunes Store」やApple社製デバイスでよく使用される動画ファイルが、Apple社が開発した、ファイル形式「M4V」です。
「より使用可能なシーンが多いMP4に変換したい」
という方も多いはず。
そこで、この記事では、M4VをMP4に変換できるソフトやツールについて5つ紹介します。
それぞれの具体的な使用方法についても詳しく解説していくので、PC操作に不安がある方も安心して読み進められるはずです!
是非最後まで読んであなたに合ったツールを見つけてくださいね。
M4V MP4動画交換できるソフト:UniConverter
・1000+の動画・音楽形式を超高速で簡単変換
・ほかのコンバーターより90倍の速さ
・変換する前に動画をカット・エフェクト調整・字幕の追加もできる
・変換された動画・音楽を再生、スマホへの転送、DVD・CDに書き込むことが可能
Part1. M4Vとは?
「M4V」は、MPEG4規格に準じた動画コンテナ形式です。
Apple社が開発し、iPhoneやiPad、Mac、iTunesなどで使用されます。
iTunesから動画をダウンロードした場合、ほとんどのケースで「M4V」でしょう。
ビデオ、オーディオに加えて、字幕トラックなどの情報も格納できる便利なファイルフォーマットである一方で、Androidや、WindowsPCなど、再生できないシーンも多く、互換性が低い点がデメリットです。
MP4との違いとは?
MP4とM4Vの基本的な構造は同じです。
定義として、特にiTunesにおいて、音声だけのMPEG4規格ファイルを「m4a」動画ファイルを「M4V」と区別したことで生まれたようです。
最大の違いとしては使用できる環境の幅が挙げられます。
ほとんどのメディア再生ソフトや、環境で使用できる「MP4」に対し「M4V」は使用環境がApple環境、もしくは、対応している一部の再生ツールに限定されてしまいます。
もしM4Vが現在使用している環境で再生できない場合は、MP4に変換する必要があるでしょう。
Part2. M4VをMP4に変換できるソフト3選
M4VをMP4に変換する場合、ソフトやオンラインツールを使用するのが一般的です。
そこで、この章では「M4V→MP4」変換が簡単に実現できるソフトについて、特におすすめのソフトを3つ紹介していきます。
- ・UniConverter
- ・VLCメディアプレイヤー
- ・Any Video Converter
使用方法も含めて、それぞれ詳しく見ていきましょう。
①M4V MP4変換ソフト:UniConverter
「UniConverter」は、1,000種類を越える対応フォーマット数を誇る万能ファイルフォーマット変換ソフトです。
多くのフォーマットに対応できる点に加えて、変換スピードが通常の「90倍」まで上げられるスピーディな変換や、「8K」も扱えて劣化も少ないなど、非常に高度な動画変換機能を誇ります。
ソフト名 |
UniConverter |
対応OS |
Windows/Mac |
対応ファイルフォーマット数 |
1,000種類以上 |
日本語対応 |
日本語対応済み |
その他機能の充実感 |
◎ |
また、搭載されている「変換」以外の機能はなんと26種類以上。
- ・動画圧縮
- ・ダウンロード
- ・動画編集
- ・ファイル結合
- ・プレイヤー
- ・GIFメーカー
といったように、UniConverter一本で動画に関するほぼ全ての処理が済んでしまう万能ソフトなのです。
搭載されている機能はいずれもクオリティが高いため、一度インストールしてしまえば、他の様々なソフトをインストールし、使い分ける必要がなくなる点が最大のメリットと言えるでしょう。
また、使用方法がどの機能もシンプルで直感的に設計されているため、多くのソフト操作を覚えるのに不安があるという方には特におすすめです。
【UniConverter】M4VをMP4に変換する方法
Step1.変換
UniConverterを起動し[変換]を選択します。
Step2.インポート
変換したいM4Vファイルをドラッグ&ドロップで追加しましょう。
Step3.設定
画面下部にある[出力形式]をクリックすると、対応している拡張子が表示されます。
[動画]タブ内にある[MP4]を選択し、同時に解像度も指定しておきましょう。
また[出力先]のフォルダも指定しておきましょう。
Step4.変換
[一括変換]をクリックして変換を開始します。
変換されたMP4ファイルは指定したフォルダに高速で書き出されます!
変換が完了すると[完了]タブにも動画が書き出され、そのまま多彩な機能でシームレスに編集したり結合したりすることも可能です。
②M4V MP4変換ソフト:VLCメディアプレイヤー
ソフト名 |
VLCメディアプレーヤー |
対応OS |
Windows/Mac/Linux/iOS/Android |
主な対応ファイル形式 |
MP4など14種類 |
日本語対応 |
日本語対応済み |
その他機能の充実感 |
〇 |
「VLCメディアプレイヤー」は、マルチプラットフォームに対応した、完全無料のマルチメディアプレイヤーです。
DVDや、CD、その他多くのフォーマットに対応(もちろんM4Vも視聴可能)し、非常に使い勝手の良いメディアプレイヤーです。
また、付属されている[変換/ストリーミング]機能を使うことで、M4VからMP4への変換も可能です。
無料ソフトといえば、目障りな広告が気になりますが、VLCメディアプレイヤーは完全にフリーで全ての機能が使用でき、広告が表示されることも無いため安心です。
既に主力メディアプレイヤーとして導入されている一方で、この変換機能には気づいていない方も多いようです。
既に導入している方は追加でインストールする必要も無いため、まずはVLCの変換機能を使ってみるのが良いでしょう。
【VLCメディアプレイヤー】M4VをMP4に変換する方法
Step1.[変換/ストリーミング]を開く
VLCメディアプレイヤーを起動し[ファイル]から[変換/ストリーミング]を開きます。
Step2.インポート
専用のウィンドウが開くので、ドラッグ&ドロップまたは[メディアを開く]から変換したいM4Vファイルをインポート。
「プロファイルの選択」から[video-H.264+mp3(MP4)]を選択しましょう。
また「宛先の選択」から、保存先と保存名を指定します。
Step3.書き出し
[保存]をクリックして、変換した動画を書き出しましょう!
③Any Video Converter
ソフト名 |
Any Video Converter |
対応OS |
Windows/Mac |
主な対応ファイル形式 |
M4V、P4、AVI、WMV、MPEG-1、MPEG-2、FLV、SWF、MKV、WMA、MP3など |
日本語対応 |
日本語対応済み |
その他機能の充実感 |
〇 |
「Any Video Converter」は、多くの機能を搭載した有料動画編集ソフトです。
先ほど紹介したUniConverterほどではないものの、こちらも動画のダウンロード機能や、音声ファイルのみの書き出し、簡単な動画編集などの機能が搭載されています。
使用感も比較的直感的で、誰でも操作方法がわかりやすいのが特徴です。
有料版では最大30倍の速度で変換が可能となっているため、大量に動画形式を変換したい方にも向いていると言えるでしょう。
無料版も用意されていますが、こちらも制限無く使用できる範囲が広いため、まずは無料版をインストールし、機能を試してみるのがおすすめです。
【Any Video Converter】M4VをMP4に変換する方法
Step1.形式変換を選択
Any Video Converterを起動し、[形式変換]をクリックしましょう。
Step2.素材のインポート
ファイルの選択画面に移行するため、変換したいM4V動画を選択します。
Step3.出力設定
画面右側の出力設定から[動画形式]を[Custom MP4 Movie(MP4)]に指定します。
Step4.変換開始
画面右下の[開始]をクリックしてファイル形式変換を開始しましょう。
Part3. M4VをMP4に変換できるサイト2選
続いて、M4VがMP4に変換できるオンラインツール・サイトを2つ紹介します。
オンラインツールはインストール不要で、ブラウザからアクセスすれば、すぐに使用しはじめられる点がメリットです。
しかし、一方でインターネット環境が必須となる点や、速度、通信量という点がデメリットになるでしょう。
①M4V MP4変換サイト:Media.io
サイト名 |
Media.io |
主な対応ファイル形式 |
M4V、DIVX、MP4、MKV、FLV、MOV、VOBなど |
日本語対応 |
日本語対応済み |
その他機能の充実感 |
◎ |
「Media.io」は、M4Vを含む様々な動画フォーマットをオンラインで変換できるWebサービスです。
使用方法も非常にシンプルでわかりやすく、誰でも簡単に使用できます。
また、DropboxやGoogleドライブなどのクラウドサービスと連携し、直接読み込みや保存ができるため、デバイスの保存容量を圧迫せずに済む点も利点です。
無料でも多くの機能が問題無く使用でき、アカウント登録や広告表示も無いため非常に使い勝手の良いサービスと言えるでしょう。
動画変換機能の他にも、JPGなどの画像ファイル変換や圧縮、GIF生成、PDF編集&変換などの機能も用意されており、オンラインで様々な作業ができる為、ブックマークしておくと多くのシーンで役立つはずです。
【Media.io】M4VをMP4に変換する方法
Step1.動画変換をクリック
Media.ioにアクセスし、[動画変換]を選択します。
Step2.インポート
ドラッグ&ドロップで、M4Vファイルをインポート。
変換先をMP4に変更します。
Step3.変換
[変換]をクリックすれば、ファイル形式変換が開始されます。
②M4V MP4変換サイト:Convertio
サイト名 |
Convertio |
主な対応ファイル形式 |
M4V、DIVX、MP4、MKV、FLV、MOV、VOBなど |
日本語対応 |
日本語対応済み |
その他機能の充実感 |
△ |
「Convertio」は、ブラウザ上で動画や画像、音楽ファイルの変換ができるオンラインコンバーターツールです。
オンラインツールながら300以上のフォーマット、25,600以上のファイル変換に対応しており、一般的に使用できるほとんどのフォーマットは問題無く変換が可能でしょう。
ただし、無料プランの場合はファイル容量が100MBまでという制限があり、それ以上に重いファイルの場合は有料プランに登録する必要があります。
料金としてはサブスクリプションのみが用意されており、容量無制限の「Unlimited」の場合は「25.99/月」と高額であるため、買い切り版なども用意されている前述のソフトをインストールするのがおすすめです。
【Convertio】M4VをMP4に変換する方法
Step1.Convertioにアクセス
Convertioにアクセスします。
Step2.インポート
直接ファイルをドロップ&ドロップ。
または[ファイルを選ぶ]か、DropboxやGoogleドライブからのインポートも可能です。
Step3.設定
[ビデオ]タブから[MP4]を選択しましょう。
Step4.変換
赤い[変換]ボタンをクリックして動画変換を開始します。
Part4. M4VをMP4に変換できるツールの選び方
最後に、M4VからMP4に変換できるツールを選ぶ基準となる項目を解説します。
特に重要なのは以下の4点です。
- ・変換のスピードとクオリティ
- ・直感的操作が可能か
- ・利用目的のフォーマットに対応しているか
- ・その他機能面の充実
それぞれ詳しく見ていきましょう。
4-1.変換のスピードとクオリティ
使用するツールによって、動画変換のスピードや劣化の具合(クオリティ)は千差万別です。
傾向として、インターネットサーバーを経由するオンラインツールより、PC内で完結できるPCソフトの方が、変換のクオリティは高く、スピードが速い傾向があるでしょう。
また、UniConverterでは実質無劣化の変換ができ、同時に複数ファイルの変換も可能であるため、複数の動画を高品質変換したい方にはおすすめです。
4-2.直感的操作が可能か
いくら機能が充実していても、操作感が難しければ効率的な作業は難しく、別途調査や勉強の時間がかかってしまいます。
有料ソフトやツールの場合は、必ず無料版をまず導入し、実際に使用した上で、有料版を検討すると良いでしょう。
4-3.利用目的のフォーマットに対応しているか
そもそも、変換したいファイルに対応しているかどうかをしっかり確認しましょう。
変換の対応フォーマットには、
・インポートに対応しているファイル形式
・エクスポート対応しているファイル形式
がそれぞれ異なる場合が多く「.○○は、インポートはできるが、エクスポートファイルとして指定できない」と言った場合も存在します。
つまり、対応ファイル形式として表示されていても、そのファイル形式でエクスポートできるかどうかは分からないというわけです。
利用のおもな目的である特定のファイル形式が、エクスポートに対応しているかを確認してからツールを導入するようにしてください。
4-4.その他機能面の充実
一つのツールに多くの機能が搭載されていることで、覚える操作や、移動が少なく、PCへの負担も抑えられ便利です。
また、UniConverterなどの多機能ソフトは、機能同士でシームレスな連携が可能であり、機能と機能が相乗効果を生むような仕組みとなっています。
動画ファイル変換以外にも使用したい機能がある場合は、他のソフトを探すのでは無く、まずは同時にそれらが実現できるソフトを探してみると良いでしょう。
まとめ
この記事では、「M4V」を「MP4」に変換できるソフトやオンラインツールについて紹介してきました。
M4Vは便利なファイル形式ですが、MP4と比較すると使用できるシーンが限定されてしまうデメリットがあります。
是非今回紹介したソフトやサイトから、自分に合ったツールを選び、実際に使用してみてくださいね。
役に立ちましたか?コメントしましょう!