DVDは特定のプレーヤーでしか再生できませんが、MP4形式に変換しておけば、パソコンやスマートフォン、タブレットなど多くのデバイスで気軽に視聴できます。
とはいえ、設定を誤ると画質が大きく劣化してしまうケースもあるため、変換するソフトの選び方には注意が必要です。
本記事では、DVDの映像を高画質なMP4に変換する方法として、以下の2つの方法を紹介します。
|
DVDをMP4に変換する方法 |
特徴 |
どんな人におすすめか |
|
オープンソースのフリーソフト(HandBrake)で変換 |
無料で世界的に利用されている。Win・Mac・Linuxに対応 |
無料で手軽にDVDをMP4化したい方 |
|
専用ソフト(Wondershare UniConverter)で変換 |
オールインワン機能で高画質変換とAI高画質化までこなせる |
安定的に高画質変換したい方 |
各ツールの操作手順や、機能性の比較もおこなうので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。
All-in-one ツールボックス:動画/音声/画像変換、動画/音声ダウンロード、動画編集、録画、圧縮.....すべてできる!
1.DVDの映像を高画質でMP4に変換する際のポイントは?
DVDの映像を高画質でMP4に変換するなら、押さえておきたいポイントがいくつかあります。こちらでは、返還前に確認しておきたい3つのポイントを紹介します。
1.1 DVDとMP4の画質の違いを理解する
DVDの映像は、720×480ピクセル前後の標準画質(SD)で記録されているのが一般的です。フルHD(1920×1080)や4K(3840×2160)の映像と比べると、DVDはもともと解像度が低い規格である点を理解しておきましょう。
変換作業によってDVDを超える画質にすることは原則できません。なので「DVDの映像を高画質でMP4に変換する」とは、DVD本来の画質を可能な限り保ったまま劣化を抑えて出力することを指します。
より高画質にしたいなら、変換とは別にAIを活用した高画質化などをおこなう必要があります。
1.2 エンコード設定(ビットレート・コーデック)を適切に選ぶ
DVDの映像をMP4に変換する際、画質を大きく左右するのが「ビットレート」と「コーデック」の設定です。
ビットレートは1秒間あたりに使うデータ量のことで、数値が高いほど画質は維持されますが、ファイルサイズも大きくなります。
コーデックは映像を圧縮する方式で、H.264(AVC)やH.265(HEVC)が主流です。H.265のほうが同じ画質でファイルサイズを小さくできる傾向がありますが、対応デバイスはやや限られます。
設定に迷う場合は、H.264コーデック+ビットレート4,000〜8,000kbps程度を目安に設定することをおすすめします。
1.3 コピーガード付きDVDは変換できないことに注意
市販のDVDやレンタルDVD、地上波の番組を録画した一部のDVDには、コピーガード(CSS・CPRMなど)が施されています。これらのコピーガードを解除して変換することは、私的利用であっても法律で禁じられている場合があります。
トラブル防止の観点からも、変換前にDVDの種類を必ず確認しておきましょう。
2.DVDをMP4に高画質で変換する方法
ここからは、DVDを高画質なMP4に変換する具体的な方法と、その手順を紹介します。自身の目的やパソコン環境に合ったツールを選んでみてください。
2.1 オープンソースのフリーソフトでDVDをMP4に高画質変換する
DVD変換の定番として世界的に利用されているのが、オープンソースのフリーソフトです。完全無料でありながら細かい画質設定にも対応しているため、「まずはコストをかけずにDVDをMP4に変換したい」という方に適しています。
ただし、オープンソースのフリーソフトの多くは海外製のため、インストール後に日本語へ切り替える操作が必要な場合もあります。また、コピーガード付きDVDには対応していないことが多いため、扱えるのは自作DVDなどに限られる点に注意が必要です。
こちらでは、「HandBrake」を使ってDVDをMP4に高画質変換する手順を紹介します。
HandBrakeでDVDの映像を高画質なMP4に変換する手順
Step1.「変換元」からDVDドライブを選択し、コンテナを「MP4」に設定
![]()
Step2.「動画」タブでエンコーダ―(H.264推奨)、品質でRF(20前後が高画質の目安)を設定
![]()
Step3.ファイルから「エンコード開始」でMP4に変換される
![]()
2.2 専用ソフトでDVDをMP4に高画質変換する
より簡単な操作でDVDの映像をMP4に変換したい場合や、AIを使った高画質化もおこないたい場合は、専用ソフトの「Wondershare UniConverter」をおすすめします。
![]()
Wondershare UniConverterは、動画変換・編集・圧縮・ダウンロード・録画・AI高画質化など多彩な機能を備えたオールインワンソフトです。もちろん、DVDの映像を高画質でMP4に変換する機能も搭載されています。
MP4・MOV・MKV・AVIなど1,000種類以上の動画フォーマットに対応しており、出力時に解像度・ビットレート・フレームレートを細かく指定できる点が強みです。また、ハードウェアアクセラレーションを活用することで、高速変換にも対応しています。
ローカル環境で変換がおこなわれるため、家族の思い出を収めたDVDなどプライベートな素材も安心して扱えます。まずは試用版からインストールし、使い勝手を試してみましょう。
Wondershare UniConverterでDVDの映像を高画質なMP4に変換する手順
Step1.DVDをドライブに挿入し、ホームから「変換」をクリックしDVDを選ぶ
![]()
Step2.「DVDロードモデル」で「全ての作品」を選んで「OK」をクリック
![]()
Step3.出力形式を「MP4」に変更し「すべてを変換」をクリック
![]()
抽出したMP4動画をWondershare UniConverterでAI補正する方法
ここまででも軽く触れましたが、DVDからMP4に映像を変換するだけでは、高画質化したとは言えません。元のDVDの映像以上に綺麗にしたいなら、AIを使った動画補正が欠かせません。
Wondershare UniConverterなら、AIを使用した動画補正が簡単におこなえます。アニメ動画の画質補間・ぼやけ改善・ディティール補正なども優れているため、どのような映像でも今より綺麗にすることが可能です。
こちらでは、AIによる映像の高画質化の手順も紹介します。
Step1.ホームから「動画補正」をクリック
![]()
Step2.DVDから抽出した映像をアップロードする
![]()
Step3.以下の機能から、おこないたい処理を選択してから書き出す
![]()
|
機能 |
処理内容 |
|
画質向上 |
解像度を引き上げてディテールを鮮明化し、低画質な映像を全体的に高画質化する |
|
顔写真補正 |
映像内の人物の顔を自動検出し、肌や輪郭を自然に整えて鮮明に補正する |
|
アニメーション補正 |
アニメ作品特有の線をシャープにし、色彩を鮮やかに保ったまま高解像度化する |
|
夜間シーン強化 |
暗所で撮影された映像の明るさやコントラストを引き上げ、視認性を高める |
|
動画ノイズ除去 |
圧縮や暗所撮影で生じたザラつき・粒状ノイズをAIが検出し、自然に低減する |
|
カラーエンハンス |
色味のバランスを自動調整し、彩度や鮮やかさを最適化して映像を生き生きと表現する |
|
ビデオのフリッカー除去 |
蛍光灯下などで発生する映像のちらつき(フリッカー)をAIが検出し除去する |
|
動画手振れ補正 |
手持ち撮影で生じた揺れやブレを解析し、安定した滑らかな映像に補正する |
|
フレーム補完 |
フレーム間に新しい映像を生成し、動きを滑らかにしてカクつきを軽減する |
※どれを選択すればいいか分からない場合は「一括強化して書き出す」を選択してください
![]()
※プレビューで処理後の動画の画質などを確認できます
![]()
3.DVDの映像を高画質でMP4に変換するソフトの比較表
ここまで紹介した2つのソフトの特徴を、わかりやすく比較表にまとめました。DVDを高画質でMP4に変換するソフトを選ぶ際の参考にしてください。
|
比較項目 |
HandBrake |
Wondershare UniConverter |
|
提供形態 |
フリーソフト |
専用ソフト |
|
対応OS |
Windows・macOS・Linux |
Windows・macOS |
|
料金 |
完全無料 |
有料(試用版あり) |
|
対応出力形式 |
MP4・MKV・WebM |
MP4・MOV・MKV・AVIなど1,000種類以上 |
|
画質設定の自由度 |
○ |
◎ |
|
変換速度 |
○(ハードウェア加速対応) |
◎ |
|
日本語対応 |
○(設定で切替) |
◎(標準対応) |
|
操作のしやすさ |
△(やや専門的) |
◎(直感的なUI) |
|
追加機能 |
プリセット・バッチ変換 |
編集・圧縮・録画・AI高画質化など多数 |
無料で手軽にDVDをMP4化したいならHandBrake、操作のしやすさと多機能性を重視して安定的に高画質変換したいなら専用ソフトのWondershare UniConverterが適しています。
4.【FAQ】DVDの映像を高画質でMP4に変換する方法に関するよくある質問
こちらでは、DVDの映像を高画質なMP4に変換する方法に関するよくある質問にお答えします。
Q1.DVDの映像をMP4に変換すると画質は劣化しますか?
エンコード方式や設定によっては、ある程度の劣化が生じる場合があります。
DVDの映像はMPEG-2という形式で記録されており、MP4へ変換する際にH.264などへ再エンコードされるため、わずかな劣化は避けにくいのが実情です。
ただし、ビットレートを十分に確保したり、CRF値を低めに設定することで、視覚的にはほとんど劣化を感じないレベルに抑えることが可能です。
Q2.市販やレンタルのDVDもMP4に変換できますか?
市販のDVDやレンタルDVDの多くにはコピーガード(CSS)が施されているため、基本的には変換できません。コピーガードの解除は私的利用であっても法律上の制約があるため注意しましょう。
Q3.変換したMP4をさらに高画質化することはできますか?
可能です。DVDから変換したMP4は元の解像度(720×480前後)に依存するため、フルHDや4Kのディスプレイで見ると粗く感じる場合があります。このような場合は、AIによる高画質化機能を備えたソフトを使うことで、解像度を引き上げることが可能です。
Wondershare UniConverterはMP4変換だけでなくAI高画質化機能も搭載しているため、DVDの変換から画質補正までを1本のソフトで完結できます。
5.DVDの映像を高画質なMP4に変換してさまざまなデバイスで楽しもう
本記事では、DVDの映像を高画質なMP4に変換する方法を、操作手順とあわせて紹介しました。
DVDの映像をMP4に変換するだけでは、なかなか高画質を実現できません。元々の画質より鮮やかにしようと考えるなら、AIを使った高画質化ができるソフトを選びましょう。
Wondershare UniConverterにはDVDからMP4への変換機能、AIによる高画質化、他にも圧縮などの機能が搭載されています。映像を自分の思い通りに加工・編集・変換したいなら、Wondershare UniConverterを試すことをおすすめします。
![]()