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動画に字幕(テロップ)を入れるソフト及び使用方法
by Takashi • 2022-05-19 22:18:36 • Proven solutions
YouTubeの投稿動画を観ていても人気チャネルの動画はほとんどが字幕(テロップ)を入れています。これは動画に字幕を入れると強調したい点やメッセージが視聴者に明確に伝わるからです。また、チャネル特有の付け方やフォントを使っていて、ブランドイメージ作りにも寄与しています。動画を撮影して不特定多数の人たちに観てもらうには動画に字幕を入れるスキルは必須です。
今回は動画に字幕を入れることが出来るソフトとその方法について解説します。
動画に字幕(テロップ)を入れるためにはソフトを利用する必要があります。今回は字幕を入れることが出来るソフトを5本紹介します。
UniConverter(ユニコンバーター)
「UniConverter(ユニコンバーター)」は動画に初心者でも簡単に字幕を入れることができるソフトです。
また、字幕を入れるだけではなく1000種類以上のフォーマット間で相互に変換出来る機能や動画のカットやクロップ、エフェクトの追加など動画編集できる機能も備えている動画に関する様々なシーンで活躍できるソフトです。
対応OS |
Windows、Mac OS |
日本語 |
対応 |
開発元 |
Wondershare社 |
公式サイト |
UniConverterで字幕を入れる方法
Step1.UniConverterを起動し左側のメニューから「ツールボックス」を選択します。
Step2.右側に表示された機能から「お役立ち機能」にある「字幕編集」をクリックします。
Step3.動画ファイル選択画面になりますので字幕を付けたい動画を選択して、画面中央にドラッグ&ドロップします。
動画を取り込むと上記の画面になります。
左上にあるのがプレビュー画面、下部にあるのがタイムライン、右に字幕挿入のためのメニューとなります。
①「字幕を入力」 手入力で字幕を入れるためのメニューです。
A)文字を入力します。
B)入力した文字を表示する開始時間と終了時間を設定します。
C)字幕:現在の画面 スタイル:後述します。
D)次に表示する字幕を追加する場合は「+」、削除する場合は「×」をクリックします。
②「字幕ファイルを挿入する」字幕ファイルを取り込むことができます。対応している形式はSRT、ASS、SSAです。
取り込んだ結果のサンプルを下記に示します。
③「自動字幕起こし」録音されている音声を解析して自動的に字幕を作成します。
④「テキストから字幕作成」5000文字までの文章を入力することができます。
下記に200文字の文章を貼り付けた結果を示します。
現時点では句読点で字幕を区切っていく仕様になっています。あとは編集で動画と合わせていく作業を行うことになります。
スタイルの設定
「スタイル」をクリックすることで文字属性や位置を設定することができます。
E)文字属性としてフォント種類、サイズ、文字色、太字・斜体・下線を設定することができます。
また、文字のアウトラインの色と幅、文字の透明度を設定できます。
F)字幕の位置と背景色、透明度を設定できます。
⑤文字の入力と各種設定が終われば「エクスポート」をクリックすれば動画に字幕を入れた状態でファイル生成されます。
Filmora
FilmoraはWondershare社が開発している動画編集ソフトです。Filmoraは字幕を入れる以外にクロマキー合成や画面分割、カラーマッチ、動画エフェクトなど動画編集で必要となる高度な機能を提供しています。
対応OS |
Windows、Mac OS |
日本語 |
対応 |
開発元 |
Wondershare社 |
公式サイト |
Filmoraで字幕を入れる方法
新規プロジェクト作成を行い、字幕を付けたい動画を読み込むと下記の画面となります。
Step1.「タイトル」をクリックします。
Step2.左側に文字を入れるメニューが表示されます。「字幕」や「テロップ」以外に「オープニング」や「クリスマス」といったシーンに適した文字のデザインや効果が付与されたタイトルが揃っています。
Step3.デザインや効果についてはプレビューで確認することができます。
Step4.適切なタイトル(上図では「Subtitle1」)を選択してトラックに配置します。配置した「Subtitle1」をダブルクリックします。
Step5.
①字幕の開始時間と終了時間はタイムラインで左右の枠をつかんで決めます。
②文字入力と文字の属性を設定していきます。
③字幕の大きさと位置、角度を決めます。
そのほかの動画編集やエフェクトを終えたら「エクスポート」をクリックして動画ファイルを生成します。
AviUtl
AviUtlは無料で利用できる動画編集ソフトです。AviUtl単体では名前の通り動画ファイル形式はAVIしか対応していませんが、プラグインを導入するとMP4やMOV、MKV、WEBMなどが読み込めるようになります。プラグインにより機能拡張されるソフトです。
機能として字幕を入れる以外にカットやクロップ、結合などの基本的な動画編集はもちろんのこと、色調補正やぼかし、クロマキー、フェードアウトなどの多彩なエフェクトや3D的な動画編集を可能とするカルラ制御機能などを持っています。
対応OS |
Windows |
日本語 |
対応 |
開発元 |
KENくん |
公式サイト |
AviUtlで字幕を入れる方法
前提として拡張編集プラグインの導入が必要です。
Step1.AviUtlを起動し字幕を付けたい動画を読み込みタイムラインに配置します。画面上部にあるメニューより「設定」→「拡張機能の設定」を有効にします。
Step2.「拡張編集画面」で字幕を置きたい位置で右クリックします。
Step3.表示されたメニューから「メディアオブジェクトの追加」→「テキスト」を選択します。
テキスト画面が表示され、タイムライン上に字幕のタイムラインが追加されます「テキスト」画面でテキストの入力と文字属性の指定を行うことができます。
字幕の位置についてはプレビュー画面上の字幕を直接移動させるかX、Yのスライダーを動かします。字幕の大きさはZのスライダーで設定します。その他、テキスト画面では字幕の透明度やサイズ、表示速度などを設定できます。
Any Video Editor
Any Video Editorは字幕挿入以外に動画の結合やエフェクト追加、DVDへの書き込みが可能なソフトです。
対応OS |
Windows |
日本語 |
対応 |
開発元 |
AnvSoft |
公式サイト |
Any Video Editorで字幕を入れる方法
事前に字幕ファイルを用意する必要があります。注意点として文字コードはシフトJISです。UTF-8だと文字化けします。
Step1.Any Video Editorを立ち上げ、字幕を入れたい動画を取り込んでタイムラインに配置します。
Step2.次の画面の下部にある「ダブルクリックして字幕追加」をダブルクリックします。
Step3.ファイル指定画面になりますので字幕ファイルを指定します。取り込まれるとプレビュー画面で確認することができます。
用意する字幕はSRT形式にして下さい。
VideoPad
VideoPadは本格的なビデオ編集が出来る動画編集ソフトです。非営利目的でしたら無料版が利用できます。
VideoPadは字幕編集以外にも、動画のカットや結合、エフェクトの追加、クロマキー合成など動画編集に必要な機能を提供しています。
対応OS |
Windows、Mac OS |
日本語 |
対応 |
開発元 |
NCH Software |
公式サイト |
VideoPadで字幕を入れる方法
Step1.VideoPadを立上げ新規プロジェクト作成を行い、字幕を入れたい動画を読み込みます。
Step2.上部にあるメニューより「字幕」をクリックします。
Step3.
①字幕を挿入する方法を選択します。
- 挿入:手動で字幕を入れます。手順は②以降を参照してください。
- 自動作成:音声認識を利用して動画の音声から自動で字幕を作成します。
- 読み込む:字幕ファイルを読み込んで動画に字幕を入れます。
②手動で挿入した字幕の一覧が表示されます。削除したい場合は選択して【DELL】キーを押します。
③字幕に入れる文字を入力します。
④トラックに表示されている左のハンドルをつかんで左右すれば開始時間を変更できます。右のハンドルは終了時間を設定できます。
⑤字幕の文字属性などを設定できます。
文字属性を設定する字幕を選択し、フォントや文字の色、サイズなどをこの画面から設定することができます。
まとめ
動画に字幕を入れるソフトを5本紹介しました。「UniConverter(ユニコンバーター)」は初心者の方でも使いやすく、豊富な機能を提供していますのでオススメです。
今回の記事を参考にして、字幕を入れた動画を作成して注目を集める作品を作って下さい。
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