【実用】iMovieで動画をMP4に書き出す方法
by Takashi • 2022-07-08 14:00:38 • Proven solutions
iMovieとは、Macに標準装備されている動画編集ソフトで、編集だけでなく撮影や作成も可能な万能のソフトです。初心者でも使いやすいだけでなく、多様な機能が満載のため、上級者でも満足する使い心地があります。動画ファイルもドラッグ&ドロップするだけで簡単に読み込めるので、iPhoneで撮影した動画をあとで編集するといったことも可能です。
では、iMovieで動画ファイルをMP4に変換するには、どんな方法で行えばいいのでしょうか。今回はiMovieを使った動画変換の方法、そして、Macに標準装備されていない動画編集ソフトをUniConverterを使った変換方法について、詳しく解説します。
iMovieからMP4形式で動画を書き出す方法
iMovieで作成した動画をMP4形式に書き出すにはどうすればいいのか、その手順を画像を交えて、以下より説明しましょう。
Step 1iMovieを起動させる
まずは、Mac内にあるiMovieを起動して、書き出す対象のプロジェクトを表示させます。
Step 2ファイルから「共有」を選択
メニューバーから「ファイル」→「共有」を選んで、そのなかからファイルをクリックします。 ちなみに、ファイルはiMovieメイン画面の右上にある上記画面のマークをクリックしても表示可能です。この「共有」マークをクリックして、ファイルのアイコンをクリックすると表示できます。
Step 3ファイルの設定を決める
ここでは、書き出すファイルの設定を決めます。設定できる項目は、ファイルの説明、タグの設定、フォーマットや解像度・品質・圧縮などです。MP4に変換したい場合は、フォーマットは「ビデオとオーディオ」を選びましょう。
Step 4保存して書き出し完了
設定がすべて決定したら、設定画面の下にある「次へ」をクリックすると、ファイル名と書き出し場所を選ぶウィンドウが表示されるので、それぞれを選び終わったら「保存」をクリックし保存が開始されます。保存が完了したら保存場所にあるファイルをチェックして、MP4になっているか確認しましょう。
ファイル変換ソフトを使ってファイル形式を変換する方法
iMovieで作成したファイルはファイル変換が可能な他のソフトを使っても変換できます。この場合ポピュラーなのはUniConverterです。次より、UniConverterを使った変換方法などについて解説しましょう。
▼iMovieが対応しているファイル形式
iMovieで作成・編集したファイルは公式ではっきりと明言されていませんが、MPEG-4(MP4)・MPEG-2、AVCHDなどです。またQuickTime形式であるMOV、DVDとHDVの形式に対応します。 iMovieで読み込みをする場合、スムーズに読み込めれば問題ないですが、たまにできないパターンもあります。この場合はiMovieではなく他の変換ソフトを使って読み込むのが無難といえます。
▼UniConverterでiMovie動画をMP4に変換する方法
UniConverterを使ってiMovieの動画をMP4に変換するには、以下の手順で行います。
Step1.UniConverterを起動させて、Mac画面に表示された UniConverterメイン画面の左端に項目から「動画変換」を選んでクリックします。すると変換ウィンドウが表示されます。
Step2.次にMP4に変換させたいiMovieファイルを、UniConverterに読み込みます。読み込みたいiMovieファイルをドラッグして、次にUniConverter変換ウィンドウの「ここにファイルを追加またはドラッグして変換を開始します」というメッセージが表示されたスペースに、ファイルをドロップします。するとUniConverterへの読み込みは完了です。
Step3.次に読み込んだiMovieファイルの変換設定です。設定用のウィンドウが表示されるので「音声」と「動画」から動画を選びます。動画を選択すると変換可能な形式が表示されるので、そのなかからMP4を選んで、最後に「作成」をクリックすると変換が開始されます。
まとめ
iMovieは、あらかじめMacに標準装備されている高性能な動画編集・作成ソフトです。しかし、ファイル形式を変換しないでおくと、せっかく作成した動画ファイルを他のところで活用できないため、損をするでしょう。どんな手順を踏めばファイル形式を変換できるかしっかりと覚えておきましょう。
Takashi
staff 編集者