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声が変えられるおすすめのボイスチェンジャーソフト
編集者 Takashi • 2023-09-27 09:50:08
動画投稿やライブ配信サイトで、誰でも手軽にコンテンツを発表することができるようになった現在、実際には存在しない架空のキャラクターとして、自身を投影し発言するというスタイルも珍しくなくなってきました。そのなかでも声を加工するボイスチェンジャーの利用者は年々増え、配信などでは欠かせないアイテムのひとつとなっています。
今回は、そんな声を変えるためのボイスチェンジャーソフトについて特集しました。無料で利用できるソフトの紹介もしているので、ぜひ参考にしてみてください。
Part1. ボイスチェンジャーとは?
ボイスチェンジャーとは、音声の響きを変化させて音を加工するシステムのことです。ボイス(声)を変えるので、変声機とも呼ばれています。
デジタル信号を処理して音を変換させる技術は、ソフトウェアボイスチェンジャーといい、様々な場面で利用されています。例えば、ニュースなどのインタビュー時のプライバシー保護を目的としたものから、医療面での使用、また声の加工をエンターテイメントとして発信する場面など幅広い活用がされています。
特に昨今では、声でコミュニケーションを図るSNSや、動画や音声配信のハードルが低くなったこともあり、手軽に声を変えることができるボイスチェンジャーの需要は増してきています。
Part2. ボイスチェンジャーソフトおすすめ
ボイスチェンジャー1. UniConverter
ファイル変換処理を得意とするマルチコンバーターソフトになります。音声ファイルの変換ができるボイスチェンジャー機能も搭載されており、ファイルの編集・加工も可能です。
· 機能的で幅広く使える
ボイスを男性・女性・子ども・ロボットなど、用意されているエフェクトで加工することはもちろん、音声ファイルを扱いやすくする機能が豊富に搭載されています。また、動画や音声、その他の様々なファイル形式をサポートしており、変換・圧縮・結合・ダウンロードなども手軽に行えます。コンテンツ制作やビジネスシーンなど、多種多様なファイルをそれぞれ専用のソフトで処理していた方に、ぜひおすすめしたいツールとなっています。
· 迷わず操作できる簡単設計
メニュー選択から実際の作業画面まで、直感的に操作できるUIになっているので、操作説明や細かいマニュアルを確認しなくても迷わず操作可能となっています。また、多機能ながらソフトは軽くサクサクと処理が行われるため、ストレスなく使用できます。

音声をイメージに合った声へ変換:UniConverter
・5種類のボイスエフェクトで自由に編集
・音声編集で映像がもっと面白くなる
・分かりやすいインターフェイスと簡単な操作
ボイスチェンジャー2. Suara Lite
音声情報処理に関する名古屋大学発のテックベンチャーTARVOが手掛けた、簡単に声を変えることのできるソフトになります。
· リアルタイムで自由に音声変換
マイクから入力された音声は数10ms以内に加工され、変換された音声として発信することができます。ほとんどリアルタイムで音声を変換することが可能なので、ライブ配信にも最適です。また、2種類のエフェクト機能により、声を自在に変化させることができます。
· 初心者向けのソフト
操作画面はシンプルな作りで、手軽に使用できるのも魅力となります。対応OSはWindowsのみですが、無料で配布されています。使用方法など詳しい説明が、公式サイトにて動画でまとめられているので、ボイスチェンジャーを初めて利用する方も手に取りやすいソフトとなっています。
ボイスチェンジャー3. 恋声
男性・女性それぞれの声を意識した変換を得意とする、ボイスチェンジャーソフトです。有名なフリーソフトなので使用しているユーザーも多く、人気のツールとなっています。
· 通話アプリで利用可能
このソフトはDiscordなどの通話アプリでも使えるようになっています。SNSなどで知り合ったゲーム友達と通話アプリで会話をしながらゲームをするという場面で、本来の声を隠したいときなどに便利です。
· 性別を伏せたいときに便利なプリセット機能
男性から女性の声へ、女性から男性の声へ、と簡単に音声を変えられるプリセットがあるので、難しい調整をしなくてもすぐに変換を楽しむことができます。実際に音声を変えるとなるの、細かい設定をするための操作が必要になりますが、このソフトではすでにプリセットとして組まれているので、迷わず利用することができます。
ボイスチェンジャー4. Clownfish Voice Changer
配信者向けの機能が多彩なボイスチェンジャーになります。音声を変えながらバックで音楽も流すことができ、BGMとしてMP3の音楽だけでなくYouTubeなどのネット上で公開されている音楽も利用することが可能です。
· 15種類の声をワンタッチで切り替え可能
デフォルトで15種類のボイスエフェクトが用意されているので、ボタンひとつで簡単に音声を変えることができます。画面にボタンが表示されており、それをクリックすれば設定いらずで、即声を切り替えることができます。もちろんカスタマイズできる機能もあるので幅広い音声に対応可能です。
· 反響演出やボイスアシスト機能の搭載
音声を響かせ、様々な場所に居るかのようなリアリティを演出することもできます。また、テキストを音声にするボイスアシスト機能も搭載されています。日本語以外の言語もサポートされており、使い勝手のよい機能となっています。
ボイスチェンジャー5. ボイスチェンジャー by ユーザーローカル
パソコンなどにインストール不要、ブラウザ上で手軽に利用できるボイスチェンジャーになります。Vtuberランキングなどを運営しているユーザーローカルが無償で提供しているサービスで、スマホからでも利用可能です。
· ネット環境とマイクがあればすぐ使える
音声を変換するためには、専用のソフトをインストールすることが多くなっていますが、このツールはWeb上で機能するため、サイトにアクセスすればすぐに利用することができます。最近のイヤホンにはマイク機能がついていることも多いので、スマホとイヤホンなどのマイクがあれば、簡単にボイスを変えることが可能です。
· サイトで音声を録音し変換する
音声の変換方法は、まずサイト内でボイスを録音します。その音声を任意のエフェクトで変換し、完成した音声ファイルをダウンロードするという仕組みになっています。事前に録音しておいたものも変換可能で、ボイスエフェクトとして用意されている基本的なパターン数種類と細かい調整を適応させることができます。
ボイスチェンジャー6. VOICEPEAK
AIによる音声合成技術を用いた、入力文字読み上げソフトになります。簡単な操作で、テキストで入力されたものを音声として変換出力することができます。有料ソフトになりますが、ユーザーからの評価が非常に高く話題となっています。
· 感情を込めた読み上げも可能
機械によるテキスト読み上げ機能ですが、人の声と区別がつかないレベルのソフトとなっています。文章によっては人間の喜怒哀楽といった感情表現も可能で、機械音声ソフトとは思えないクオリティの発声が期待できます。
· 細かい読み上げ設定が行える
アクセントや特定の単語の読み方設定、イントネーションや音量・速さといったパラメーターの設定も細かく行うことが可能です。わかりやすく直感的に操作できる編集画面なので、気になる部分を一文字ずつチェックすることも難しくはありません。
Part3. UniConverterで動画・音声の声を変える方法
Step.1 ソフトを立ち上げ、「ボイスチェンジャー」の箇所をクリックします。
Step.2 表示された画面で、音声変換をしたいファイルを開いてください。
Step.3 ファイルが読み込まれたことを確認し、画面右側に表示されるボイスエフェクトから、変換したい音声を選びます。選択したら「全てに適応」ボタンをクリックしてください。
Step.4 最後に画面下部の出力先を確認し、右下の「エクスポート」からファイルを保存したら完了です。
【まとめ】機能を比べてみよう
ボイスチェンジャーには専門性・機能性の高いものから手軽に試せるシンプルなものまで、様々なものがあります。初めて変声に挑戦するという方は、まずは無料のものから試してみてはいかがでしょうか。
また、音声の加工だけでなく、併せて動画や画像といったファイルも扱いたいというときは、複合的なコンバーターソフトがおすすめです。上記で紹介したUniConverterには有償版もあり、ユーザーの目的に合わせて使い方を選べます。高機能高性能で安全なソフトなので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
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