ブルーレイ&DVD書き込みソフトおすすめ8選
編集者 Takashi • 2023-01-11 17:21:50
TikTokなどのSNSが流行してから、スマートフォンで気軽に動画を撮影する機会が増えました。そして、様々な場面で動画を撮るようになって、たくさんの動画データが溜まっているのではないでしょうか。
そんな溜まった動画を自分のために、あるいは親しい方へのプレゼントのために、DVDやブルーレイに書き込みたいというニーズもあるかと思います。この記事では、そのような方に向けてブルーレイやDVDへの書き込みソフトと書き込み方を紹介してまいります。
- Part 1. ブルーレイ&DVD書き込みソフトとは?
- Part 2. 【無料】ブルーレイ&DVD書き込みソフトおすすめ4選
- Part 3. 【有料】ブルーレイ&DVD書き込みソフトおすすめ4選
- Part 4. ブルーレイ&DVD書き込みソフトの選び方
- Part 5. ディスク書き込みにかかわる用語解説
Part1.ブルーレイ&DVD書き込みソフトとは?
そもそも、ブルーレイやDVDへのデータの書き込み方は2通りあります。一つは、データメディアとして書き込む方法で、データ形式をそのままに、データ保管用とし書き込むものです。この方法だと、DVDプレーヤーなどからは再生できません。
もう一つは、再生メディア用として書き込む方法です。オーサリング処理が可能なソフトが必要です。こうすることで、再生ソフトやプレーヤーでの再生が可能となります。この記事では、このオーサリングソフトについて取り扱っていきます。
Part2.【無料】ブルーレイ&DVD書き込みソフトおすすめ4選
ここからは動画書き込みソフトを紹介してまいります。まずは、無料で使用できるソフトを4つ見ていきましょう。
①BurnAware Free
この「BurnAware Free」は、シンプルな書き込みソフトで、DVD・ブルーレイの両方に対応しています。書き込みに関する機能の他はほとんど搭載されておらず、本当にディスクへの書き込みに特化しています。とは言え、書き込みに関しては十分すぎる機能が備わっており、実用性は高いと言えます。
以下、書き込み方法を説明いたします。
1. 「DVDビデオ」または「BDMV/AVCHD」をクリック。
2. 「+」のアイコンをクリックし、書き込みたい動画ファイルを取り込む。→「書き込み」アイコンをクリックすると、ディスクへ書き込みできる。
②ImgBurn
この「ImgBurn」は、多機能な書き込み特化ソフトとなっています。DVDやブルーレイの書き込みについて、書き込みスピード・ベリファイ・オーバーバーンなどの様々な細かい設定が可能なのが特徴です。
以下、書き込み方法を説明いたします。
1. 画面左上の「Write files/folders to disc」をクリック。
2. 書き込みたいファイルやフォルダを選択。→書き込みアイコンをクリックすると、ディスクに書き込まれる。
③Windows 10の標準機能
Windows 10ユーザーの方はWindowsの標準搭載の機能でブルーレイやDVDへ書き込み可能です。手順もそれほど難しくなく、手軽に書き込みたいという場合には向いているのではないでしょうか。
以下、書き込み方法を説明いたします。
- DVDドライブ等に空のブルーレイやDVDを挿入しておく。
- 動画ファイルを右クリックし、「送る」→「〇〇ドライブ(DVDドライブの名前)」とクリック。
- 「ディスクのタイトル」にブルーレイやDVDの名前を入力し、「CD/DVDプレーヤーで使用する」を選択して「次へ」をクリック。
- 「管理」タブ→「書き込みを完了する」をクリック。「次へ」を選択してしばらく待つと、書き込みが完了する。
④MacのFinder
反対に、Macユーザーの方であれば、同じく標準機能のFinderを使ってブルーレイやDVDへの書き込みが可能です。ただし、多くのMacにはブルーレイやDVDのドライブが内蔵されていませんので、外付けドライブが必要となります。
以下、書き込み方法を説明いたします。
- ブルーレイ/DVDドライブ等を接続し、空のブルーレイ/DVDを挿入すると、ダイアログが表示される。ポップアップメニューをクリックし、「Finderを開く」を選ぶ。
- 空のブルーレイ/DVDをダブルクリックし、動画ファイルをウィンドウにドラッグ&ドロップする。
- ファイルを並び替え、名前を変更する。
- 「ファイル」→「〇〇(ブルーレイ/DVDの名前)のディスクを作成」の順にクリックし、指示に沿って操作するとブルーレイ/DVDに書き込まれる。
Part3.【有料】ブルーレイ&DVD書き込みソフトおすすめ4選
続いては、有料の書き込みソフトを4つ紹介します。無料ソフトより高性能なのが特徴です。
①UniConverter
「UniConverter(ユニコンバーター)」はメディア作成だけでなく、動画編集・変換・書き出し、動画などのダウンロード・再生、さらに画面録画も可能な大変有能な動画変換ソフトです。メディア作成機能は、様々な動画形式に対応しており、さらにDVDメニューを作成できるため、本格的なソフトと言えるでしょう。(⋆ブルーレイはWindows対応のみ)

DVD作成をもっと身近に、簡単に:UniConverter
・1クリックで動画をDVDに書き込む
・様々なシーンに合った無料DVDメニューテンプレートを搭載
・分かりやすいインターフェイスと簡単な操作
以下、書き込み方法を説明いたします。ソフトの購入などは事前に済ませておいてください。
1. 画面左側のメニューの「DVD作成」をクリック。
2. 画面中央のフォルダアイコンをクリック。ブルーレイ/DVDに焼きたい動画ファイルを選択し、開く。
3. あらかじめ空のディスクをメディアドライブにセットしておく。→ 空のディスクがセットされているドライブを選択する。
必要に応じてDVDメニューを設定する。→ 設定等が済んだら、画面右下の「作成」ボタンをクリックすると、メディアにデータが焼かれる。
今回の記事を参考にしてご自分に最適な方法を見つけてください。
②Power2Go
このソフトは、ディスクへの書き込みやオーサリング、動画の変換などが可能なオールインワンソフトです。ディスクへの書き込みにフォーカスした機能に限られていますが、余計な機能がないため使い勝手のよいソフトとなっています。
以下、書き込み方法を説明いたします。ソフトの購入などは事前に済ませておいてください。
1. 「ビデオディスク」をクリック。→「DVD-Video ディスク」または「ブルーレイ ディスク」をクリック。
2. 画面左上あたりのコンテンツ追加ボタンをクリック。ディスクに書き込みたい動画ファイルを選択し、開く。
3. 動画の追加が完了したら、画面右下の「書き込み」ボタンをクリック。(この画面からメニューの設定なども可能。)
4. 詳細設定をした後、「書き込み開始」をクリックすると、ディスクに書き込まれる。
③Leawo Blu-ray 作成
「Leawo Blu-ray 作成」は、名前にBlu-rayと入っていますがDVDにも書き込みできるソフトです。DVDメニューの設定も可能ですが、簡単な動画編集や写真からスライドショーを作成するといった便利な機能も搭載されています。
以下、書き込み方法を説明いたします。ソフトの購入などは事前に済ませておいてください。
(※以下は試用版の画像での説明となりますが、操作方法は製品版と変わりありません。)
1. 「Blu-ray作成」ボタンをクリック。(下スクロールすると、「DVD作成」ボタンもある。)
2. 画面左上の「ビデオを追加」ボタンをクリック。書き込みたい動画ファイルを選択して、開く。
3. 動画の追加が完了したら、画面右側の「書き込み」ボタンをクリック。(この画面からメニューの設定なども可能。)
4. 詳細設定して、画面右下の「書き込み」ボタンをクリック。ディスクに動画が書き込まれる。
④PowerDirector
この「PowerDirector」は、とても高性能&多機能な動画編集ソフトです。その中の一つの機能として、DVDやブルーレイへの書き込み機能が搭載されています。書き込みの他に「本格的な動画編集もしたい」といったニーズがある方には適しているソフトと言えます。
以下、書き込み方法を説明いたします。ソフトの購入などは事前に済ませておいてください。
1. 画面左上の追加ボタンをクリック。
2. 画面右下の「2Dで書き込み」ボタンをクリックすると、ディスクに書き込まれる。
Part4.ブルーレイ&DVD書き込みソフトの選び方
書き込みソフトはいくつかの観点に沿って選ぶとよいでしょう。
1つ目の観点は価格です。無料がいいのか有料でもいいのか、有料ならどこまで料金を支出できるのか、という観点で選んでいきます。当然ながら、有料で高額なソフトほど高性能かつ多機能なため、ご自身が希望する機能・性能と価格を天秤にかけて選びましょう。
2つ目の観点は機能です。ディスクへの書き込み機能は最低限必要ですが、他の機能はどこまで必要でしょうか。また、書き込み機能としてもどこまで出来る機能が必要でしょうか。ソフトによっては多機能をうたうものもありますが、どんな機能が必要なのか考えてから選ぶとよいでしょう。
3つ目の観点は性能です。例えば、書き込み速度が速いとか、書き込みエラーが全くないとか、そういったメリットはソフトの性能によってきます。もちろん、パソコン自体の性能による部分も大きいのですが、パソコン性能の範囲内で最も高性能なソフトを選びたいものです。
Part5.ディスク書き込みにかかわる用語解説
最後に、ディスク書き込みに関連したよく見る用語を3つほど解説いたします。
①解像度
「解像度」とは動画の画素数を指し、動画を構成する1枚1枚の絵の大きさ・細かさを決める数値、とイメージしていただけるとよいかと思います。この解像度は画質の良し悪しを左右する要素で、4Kなどの高画質な映像は従来のHDよりも解像度が高くなっています。
②片面2層タイプ成
「片面2層タイプ」とはブルーレイ/DVDのタイプの一つで、記録層と呼ばれる情報を記録する部分が2層構造になっているディスクのことを指します。またブルーレイには3層や4層タイプも存在しており、非常に容量の大きいディスクとなっています。
③オーサリング
「オーサリング」とは動画をブルーレイ/DVDプレーヤーで再生できるように処理を施すことを指します。単にDVDに書き込んだだけでは、データ保管しているに過ぎず、プレーヤーでは再生できないということです。
まとめ
ブルーレイやDVDへの動画書き込みソフトについて紹介してまいりました。選ぶ時のポイントを押さえて、ご自身が必要なスペックのソフトを選びましょう。そして、もし有料のソフトをお探しなら、UniConverterがおすすめです。ぜひ使ってみてください。
今回の記事を参考にしてご自分に最適な方法を見つけてください。
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