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簡単で分かりやすい!MP3などのオーディオファイルの圧縮方法
by Takashi • 2022-07-08 13:59:29 • Proven solutions
さて、他ページにて動画ファイルの圧縮方法を説明してきましたが、メディアファイルは動画以外にもオーディオファイルがあります。 今回はMP3などのオーディオファイルの圧縮方法を説明したいと思います。
■ オーディオファイルの圧縮に最適なソフト「 UniConverter 」
動画の圧縮と同様、MP3などの音楽ファイルも「UniConverter」を使えば簡単にファイルサイズを圧縮できます。 またこちらのソフトは、十数種類もの音声ファイルの出力に対応していますので、使用環境に合わせたお好みのオーディオファイルを作成可能です。 例えば、MP3以外にもM4A、AC3、AAC、WMA、WAV、OGG、MKA、APE、FLACなどのファイルへ変換できます。 当然、出力設定の詳細をカスタマイズ可能ですので、好みの音質を指定できます。
■ オーディオファイル圧縮のポイント
●エンコーダー設定
圧縮形式はファイルサイズを決める上で重要な要素です。 また同時に音質へも多大な影響を及ぼします。 圧縮率と音質、再生環境の豊富さなどを考慮すると、エンコーダーはMP3を選択しておくのが無難でしょう。
●チャンネル数
音楽ファイルなら一般的なステレオ2チャンネルでいいと思います。 チャンネル数を1にしてモノラルにすればデータ容量を少なくできますが、オーディオファイルとしてモノラル音声では聴き応えが無いからお勧めできません。 2.1以上のマルチチャンネル(サラウンド音声など)のファイルであった場合は、あなたの再生環境に合わせれば良いでしょう。 ヘッドホンやステレオスピーカーでしか聴かないのなら、チャンネル数を2に削減してしまって構わないです。
●サンプルレート
サンプルレートとは、アナログ信号をデジタル信号化する時の1秒間あたりの標本化(サンプル)数のことであり、簡単に言うと数値の高い方が元の音を再現できるようになります。 もちろんその分データ量も大きくなってしまいますので、サンプルレートを低くすることでファイルサイズを節約できます。
●ビットレート
動画のビットレートと同様、1秒間あたりに処理されるデータ量を示します。 ビットレートが高いほどデータ量が増えますので、音質は向上しますが、ファイルサイズも大きくなります。 オーディオファイルの音質はこのビットレート次第と言って良いほど重要な要素です。 MP3の場合、最低でも128kbpsは欲しいところです。 それ以下になると聞き比べるまでも無く、明らかに音質の劣化を感じられます。 私のオススメは192kbpsで、これならばある程度ファイルサイズを圧縮できると同時に、音質もそれほど落ちません。
●不要部分のカット
もしオーディオファイルの内容に不要部分があるのなら、そこをカットして再生時間を短くすることでファイルサイズを圧縮できます。 カット部分にはフェード処理を施すと、繋がりが不自然にならずオススメです。
■ MP3などのオーディオファイルの圧縮方法
UniConverter(旧名:スーパーメデイア変換!)を使ったオーディオファイルの圧縮方法を説明します。
1.UniConverterを起動し、左上の「+」からか、もしくはドラッグ&ドロップで圧縮したいMP3ファイルを読み込みます。
2.動画一覧の下にある編集ボタンを押し、編集画面の「トリム」→「トリムを追加」にて不要部分をカットします。 ※1曲丸まる圧縮する場合にはこの手順は必要ありません。
3.画面の「出力形式を一括指定」にて、「音声」→「MP3」と選択します。
※MP3以外の別の形式のオーディオファイルに変換・圧縮したい場合は、お好みで任意のフォーマットを選択してください。
4.画面右側の鉛筆ボタンを選択し、音声の「エンコーダ」「チャネル」「サンプルレート」「ビットレート」を設定します。
5.「変換」タブの動画一覧でソースファイルと変換後ファイルのサイズを比較し、良さそうなら画面右下の「変換」ボタンで圧縮を実行します。 ※動画一覧に表示される変換後ファイルのサイズはあくまで目安ですので、実際に変換した後でファイルサイズを確認しましょう。
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