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徹底分析!4K動画VS一般HD動画(1080P)
by Takashi • 2022-07-08 13:59:30 • Proven solutions
4K動画VS普通動画(1080P)
大型液晶テレビが普及し、高機能なデジタルビデオカメラも安価で手に入り易くなった現代において、テレビや動画の映像の綺麗さ・精密さといった点はとても重要な要素となってきました。 少し前までなら、TV録画やホームビデオの撮影、保存などはビデオテープで充分という意見が多かったですが、今では高齢の方でも画質にこだわる人が増えています。 ホームビデオもテレビの録画も動画として保存する事が一般的になってきましたし、今後動画の解像度はますます重要視される事でしょう。
そこで今回は動画の解像度に注目し、次世代の動画解像度である4K動画と、これまでの解像度である普通動画(1080P)の違いについてまとめてみたいと思います。
4K動画(ウルトラHD)と普通動画の違い
まずはこの二つの解像度の違いについて見て行きましょう。
■4Kとは
・4ウルトラHD(UHD、ウルトラハイビジョン)などとも呼ばれます。
・解像度は「横3840×縦2160ピクセル」です。
・視聴には4Kに対応したテレビやパソコンモニターなどが必要となり、とても高価です。
・それなりに高性能な再生環境(PCスペックなど)も必要です。
■普通動画(1080P)とは
・フルHD(FHD、フルハイビジョン)などとも呼ばれます。
・解像度は「横1920×縦1080ピクセル」です。
・現在発売されている一般的なテレビやモニターでだいたい視聴可能です。
・それほど高いスペックが無くても再生可能です。
単純に比較して、4Kは1080pに比べて縦も横も2倍の長さがありますので、面積にしたら4倍の解像度があるという事になります。 つまり同じ大きさのテレビやモニターで4K動画と1080p動画を見比べた場合、4K動画の方が4倍の精密さがあるという事です。 さらに言うと、普通動画は1080p(フルHD)だけが普及しているというわけではなく、地上波のテレビやPS3のゲームなどでは720p(解像度1280×720)しか無い場合も多いです。
720pもHD(ハイビジョン)の一種ではありますが、こちらはハーフHDと呼ばれており、フルHDの1080pよりも画質が下がります。 さらにDVDでは480pとなり、これはもうHDではなくSDと呼ばれ、4Kはおろか1080pや720pよりもだいぶ汚い画質となります。 現在もDVDはある程度売れていますので、普通動画と言った場合は1080p・720p・480pあたりの解像度の動画を指すと見なして良いでしょう。
普通動画(1080P)は時代遅れ?
現在では映画やアニメの売り上げにおいて、DVDよりもBlu-ray Disc(ブルーレイディスク)の売り上げの方が勝っている場合が多いようですので、DVDのSD解像度が時代遅れなのは言うまでも無いと思います。 ではBlu-ray Discが時代の最先端の映像を収録しているのかというと、そうでもありません。 現在発売されているBlu-ray作品のほとんどは1080pのフルHD動画となっており、4K動画のBlu-ray作品はほとんど見かけません。 しかしここ1~2年で4K対応テレビの販売も増えてきており、またYouTubeなど4Kに対応した動画サイトも増えてきております。
また、家庭用のデジタルビデオカメラでも4K撮影に対応したものが出回り始めています。 個人で4K動画を撮影する事も手軽にできる時代になりつつありますし、まず間違いなく、今後は4K動画が普及して行くでしょう。 そういった意味では、今現在において普通動画(1080P)は時代遅れとまでは言えませんが、時代の最先端とは決して言えないでしょう。
これからは4K動画の時代が来る!
今後は、普通動画(1080P)の時代が終わり、4K動画の時代が間違い無く来ます。 4K対応テレビもどんどん増えていますし、インターネットで4K動画も増えております。 薄型液晶TVの値段がほぼ底辺まで下がって落ち着いた現在、テレビメーカーは次の世代のテレビとして4KTVに注力しています。 テレビのデジタル放送も4Kに対応していくという話もありますし、テレビ放送局とテレビメーカーの力の入れ具合からしても4Kは普及していくと思われます。 さらに言うと、インターネットやパソコン業界ではもっと早く4K動画は普及するでしょう。 4K対応PCモニターは4Kテレビと比べて安価ですし、4K動画は4Kテレビ放送と違って手軽に作成・視聴ができます。
また、ゲーム機のPS4も4K動画の出力への対応を検討しているようです。 完全に普及するまでにはまだまだ数年は必用となるでしょうが、今後4K動画の時代が来る事は間違いないと思います。
結論:4K動画VS普通動画(1080P)
今現在において普及率という観点から言えば、圧倒的に普通動画が勝っています。 しかし映像の美麗さで言えば、普通動画では4K動画の足元にも及びません。 また4K動画は将来性も充分期待できますので、総合的に見て、4K動画の方が優れていると言えると思います。
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